
なぜお金の習慣についてブログを立ち上げたか
こんにちは。「お金の習慣リセット案内人」の照井スグルです。
かつて私は、“なんとなく”でお金を使いすぎては、あとから自己嫌悪に陥る日々を繰り返していました。
このページでは、そんな私の過去と、変化のきっかけ、そして今届けたいメッセージをお話ししています。
「整える」という考え方を通じて、同じように悩む誰かの力になれたらうれしいです。
かつての私は、気づけばお金がなくなり、レシートと後悔だけが残っている——そんな毎日を過ごしていました。
「またやっちゃった……」と、自分に対してがっかりする瞬間の積み重ね。
そんな日々のなかで、私は気づいたのです。
「お金の使い方」は、ただの数字や節約術ではなく、“心の状態”と深くつながっているのだと。
そこから、少しずつお金との付き合い方が変わっていきました。
今では、“感情とお金を一緒に整える”という習慣を通じて、無理のない支出の見直しを続けています。
このブログでは、同じように悩んでいる方に向けて、私自身の経験や、毎日のなかで試してきた「心にやさしいお金の習慣」をお届けしています。
無理をしなくても、少しずつ変われる。
そんな実感を、あなたにも味わってほしいと思っています。
かつての私は「気づけば使ってしまう人」でした
寂しさ・ストレス・不安で財布が緩む毎日
仕事で疲れて帰った夜、なんとなくコンビニでスイーツやお酒を買ってしまう。
SNSで見かけたアイテムを、気づいたらポチッとしている。
スーパーで「ちょっとしたご褒美」として余計なものをカゴに入れることもありました。
「欲しい」というより、「埋めたい」気持ちに近かったように思います。
孤独感や虚しさを、何かで満たしたくて。
それがたまたま“お金を使う”という手段だったのだと、今になって気づきます。
でも、それで心が軽くなるのはほんの一瞬。
一口食べたあと、荷物が届いたあとには、
「やっぱり無駄だったかも」と思ってしまう自分がいました。
あとに残るのは、使いすぎたことへの罪悪感と自己嫌悪。
そして、また同じことを繰り返す自分に、うっすらとあきらめのような気持ちを抱いていたのです。
「節約」も「家計簿」も続かない自分が嫌いだった
何度も家計簿アプリを入れてみたり、「今月こそ節約」と意気込んでみたり、雑誌の特集を切り抜いて貼ったりして、最初の数日は気合いが入っていました。
だけど、いつの間にかやらなくなってしまうんです。
アプリを開くのが億劫になったり、細かく記録するのが面倒になったり、仕事や家事に追われて疲れ果てた日は「明日でいいか」とスルーしてしまう。
そして、数日後に思い出しては、「また続かなかった」とがっかり。
家計簿を開くのも怖くなって、「見たくない、現実を知りたくない」と感じてしまっていました。
そんな自分に対して、「意志が弱い」「だらしない」「どうせ続かない」と責めるようになっていたんです。
お金の問題というよりも、もっと深いところで“自分への信頼”が失われていくような感覚がありました。
いつしか「何をやっても無駄かも」と思うようになり、自己否定のループにハマっていたように思います。
そんな僕が変われた「小さな整え習慣」
「気持ち」と「お金」を一緒に整えるという視点
ある日、ノートに「今日使ったお金」と一緒に、「そのときの気持ち」も書いてみたんです。
たとえば、「スタバでカフェラテ:ちょっと疲れてて甘いものが欲しかった」みたいに。
他にも、「帰り道にコンビニでお菓子:仕事でうまくいかず、気持ちを切り替えたかった」など、そのときの感情をそのまま短く添えていきました。
最初は恥ずかしさや違和感もありましたが、続けていくうちにだんだんと見えてくるものがありました。
すると、お金の使い方が“自分の感情の声”に思えてきて、「なんでこんなことに使っちゃったんだろう」という後悔が、「そっか、自分は疲れていたんだな」とやさしく見つめ直す視点に変わっていったんです。
記録をつけることが、ただの反省じゃなく、“自分を知る手段”になっていきました。
お金の流れの奥にある、自分の状態や心の動き。
そうした“内側の変化”にも目を向けられるようになったのは、この習慣のおかげでした。
自分を責めない支出整理法との出会い
「使いすぎた=ダメな自分」ではなく、
「使ってしまった背景に、どんな気持ちがあったんだろう?」と見つめ直すようにしたら、
自然と支出が整っていく感覚がありました。
たとえば、「イライラしていてついネットショッピングしてしまった」「人と比べて焦って、つい高めの化粧品を買ってしまった」など、
そのときの“心の声”を認めることが、無意識の浪費を見直す大きなヒントになったのです。
「自分を変えよう」と力むのではなく、「自分を理解しよう」とすることで、
少しずつですが、お金との距離感が変わっていきました。
無理に我慢しなくても、自分の感情のクセに気づくことで、「整える」が習慣になっていったのです。
それは、努力というより“暮らしの中に溶け込んだ優しい変化”のように感じられました。
このブログに込めた想いと、あなたへのメッセージ
「整える」は、やさしい自己肯定の第一歩
私は、「節約しなきゃ」ではなく、「自分に合ったやり方で、整えていこう」という考え方を大事にしています。
誰かの真似をする必要はなく、無理をしすぎなくてもいい。
生活スタイルも、価値観も、気分も日によって違うのだから、
その日その時の自分に合った“ちょうどいい整え方”を見つけられるのが一番だと思うのです。
完璧じゃなくてもいい。
たとえば、買い物の前に5秒だけ深呼吸してみる。
レシートを1枚だけでも取っておく。
そんな些細なことであっても、未来を変える小さな選択の積み重ねになります。
「整える習慣」は、心の深呼吸のようなもの。
散らかった気持ちをそっと整え、今の自分を肯定するための手段。
自分にやさしくありながら、前に進んでいける一歩だと思っています。
整えることは、“もっとちゃんとしなきゃ”というプレッシャーではなく、
“今のままでも大丈夫”と認めてあげることから始まるのだと、私は信じています。
同じように悩んでいるあなたへ
もしあなたが、かつての私のように「なんとなく使ってしまう」ことに悩んでいるなら、
このブログが、そっと背中を押せる存在になれたらうれしいです。
私も最初は、何から始めればいいのかわからず、手当たり次第に情報を集めては空回りしていました。
でも、ほんの少しの気づきと、やさしい行動の積み重ねが、ちゃんと変化を連れてきてくれました。
大丈夫。変わりたいと思ったそのときから、すでに小さな変化は始まっています。
その“気づき”こそが、整える第一歩なのだと、私は信じています。
焦らなくてもいい。
できるところから、今日できる小さな一歩からで大丈夫です。
あなたの毎日が、もっと心地よく、もっと自分らしく過ごせるように。
一緒に、やさしく整えていきましょう。
運営者情報
- ハンドルネーム: 照井スグル
- 拠点: 日本在住
- 好きなこと: 散歩と喫茶店と、心のしくみを学ぶこと
- 憧れの習慣: 静かに続くルーティンと、ムダのない暮らし
- ブログ名: お金の習慣リセット
- 運営ジャンル: 心にやさしいお金との向き合い方/感情支出のリセット法
- お問い合わせ: こちらのフォームより